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トルクコンバーターの基本構造と役割:自動変速機の「流体クラッチ」

トルクコンバーターは、オートマチックトランスミッション(AT)車の心臓部とも言える重要な装置です。エンジンと変速機の間に配置され、流体(ATF)の力を利用して動力を伝達する、いわば「流体クラッチ」としての役割を果たしています。その主な役割は三つあります。第一に、エンジンの動力を変速機に滑らかに伝えること。第二に、増速作用(トルク増幅) によってエンジン出力を強化すること。第三に、クラッチペダルのないAT車で、車輪を止めた状態でもエンジンを怠速状態に保つ、「クリープ現象」を生み出すことです。

基本的な構造は、エンジン側に取り付けられた「ポンプ」(インペラー)、変速機側に繋がる「タービン」、そしてそれらを繋ぐ「ステーター」の三要素で構成される、ドーナツ型の密閉容器です。エンジンが回転するとポンプがATFを掻き出し、その流れがタービンを回すことで動力が伝わります。ステーターはこの流れを効率的に導き、特に発進時や加速時にトルクを増幅する重要な働きをします。このように、部品同士が直接接触せずに動力を伝えるため、マニュアル車のクラッチのような摩擦による消耗がなく、非常にスムーズな発進を実現しているのです。

FAQ


Q: トルクコンバーターはなぜスムーズな発進ができるのですか?A: 金属部品同士の直接的な接触ではなく、オイルの流れを介して動力を伝えるため、マニュアル車のクラッチのように「つなぐ」という段階がなく、無段階で滑らかに動力を伝えることができるからです。


Q: クリープ現象はなぜ起こるのですか?A: エンジンがアイドリング状態でもポンプはATFを循環させており、その微弱な流れがタービンを回そうとする力が発生するためです。これにより、ブレーキを離すだけで車がゆっくりと前進します。

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